- 2017.11.24 Friday
Doshi-Essen2
この寮で、当番制で作るご飯及びそのシステムのことを
ドイツ語のEssen(食事)からエッセンと言うのは、
この寮のブログを見るものならば、知っていると思います。
しかし、現在のエッセンの最高峰の1つを
「どしえっせん」と言うのはご存知でしょうか。
そのエッセンを作るのがこの漢…
カメラを向けるとすぐに去ってしまう漢、「どしえ」
以前にもこのブログで取り上げたことがあったが、
彼は一級のエッセンジャーである。
今回、彼が黙って渡してきた料理が、これだ。
なんだ、これは。
見たことのない料理に、筆者は息を飲んだ。
とりあえず、ごはんの部分にスプーンを入れる。
な…なんだこれは!!
上の茶色の皮のような部分は、なんととろろを焼いたものだ!
もちもちとした食感が口の中で、鮭と小松菜(?)の混ぜご飯と絡み合う。
そして、そのご飯の中にも、
とろろ昆布、たくあんのギミックが隠されており、
それに邂逅するたび、舌が喜ぶ。
極めつけは、上に乗っているこの海苔。
何かと食べてみれば、口のなかにとろとろしたものが…
ら…卵黄だ!!
卵黄の天麩羅。
くそ。
してやられた!!
これはもう、エッセンではない。
エンターテインメントである。
彼はエッセンジャーではない
イリュージョニストである。
↑卵黄だと気づかずに食べるあまの(1)。このあと卵黄をこぼす。
聞けば、この料理、すべてどしえさんの創作だという。
筆者「この人には…勝てないや。」
しびれた。
文・西村(2)
- 309期
- 13:30
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- by t-keiteki