この寮で、当番制で作るご飯及びそのシステムのことを

ドイツ語のEssen(食事)からエッセンと言うのは、

この寮のブログを見るものならば、知っていると思います。

 

しかし、現在のエッセンの最高峰の1つを

「どしえっせん」と言うのはご存知でしょうか。

 

そのエッセンを作るのがこの漢…

 

 

カメラを向けるとすぐに去ってしまう漢、「どしえ」

 

以前にもこのブログで取り上げたことがあったが、

彼は一級のエッセンジャーである。

 

 

 

今回、彼が黙って渡してきた料理が、これだ。

 

 

 

なんだ、これは。

見たことのない料理に、筆者は息を飲んだ。

 

とりあえず、ごはんの部分にスプーンを入れる。

 

な…なんだこれは!!

 

上の茶色の皮のような部分は、なんととろろを焼いたものだ!

もちもちとした食感が口の中で、鮭と小松菜(?)の混ぜご飯と絡み合う。

 

そして、そのご飯の中にも、

とろろ昆布、たくあんのギミックが隠されており、

それに邂逅するたび、舌が喜ぶ。

 

極めつけは、上に乗っているこの海苔。

何かと食べてみれば、口のなかにとろとろしたものが…

 

 

ら…卵黄だ!!

 

 

卵黄の天麩羅。

 

 

 

 

くそ。

 

 

 

 

してやられた!!

 

 

 

 

これはもう、エッセンではない。

エンターテインメントである。

 

彼はエッセンジャーではない

イリュージョニストである。

 

 

↑卵黄だと気づかずに食べるあまの(1)。このあと卵黄をこぼす。

 

 

聞けば、この料理、すべてどしえさんの創作だという。

 

 

 

 

 

 

筆者「この人には…勝てないや。」

 

 

しびれた。

 

文・西村(2)

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